はんのう。いい塩梅。

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Eco Tourism

エコツーリズム

地元ガイドが地元の言葉でご案内

Ecotourism Initiatives

エコツーリズムの取り組み

里地里山の身近な自然と文化

Action 01

里地里山の身近な自然と文化

豊かな自然や歴史・文化を活かして経済の振興につなげていく

飯能市は、丘陵地の雑木林から山地の人工林(植林)・自然林まで多様な樹林が分布し、源流域から中流域までの変化に富んだ河川環境が見られ、こうした自然は多様な野生生物を育んでいます。また、古民家の残る街道や、郷愁を誘う山村の集落の風景、そこで営まれてきた生活も貴重な文化資源となっています。 飯能市では、こうした豊かな自然資源や歴史文化資源、地域の個性ある生活・習慣などを活かしながら地域の活力や経済の振興につなげていくためには、エコツーリズムの導入が有効な手段であると考えました。

既存の取組との連係と効果的な実施を図るため、共通の目標を設定し認識を高めていくことや、市民の参加による取組を推進すること、埋もれている自然・文化資源を再調査し、活用方法を確立していくことなどを目指して、平成16(2004)年に環境省が進めるエコツーリズム推進モデル事業の「里地里山の身近な自然、地域の産業や生活文化を活用した取組み」に応募しました。

エコツーリズム推進モデル地区の指定を受けて、学識経験者、農林業・商店街・観光事業の関係者、自然保護や環境保全活動をしている者等を委員として「飯能市エコツーリズム推進協議会」を設置し、市及び推進協議会が中心となり、飯能市エコツーリズムの基本方針、飯能市の目指すエコツアーやエコツアーの質を確保するための仕組みを構築しました。

地元ガイドが案内するエコツアー

Action 02

地元ガイドが案内するエコツアー

地域に住む人が、地域の言葉で、地域をご案内

飯能市のエコツーリズムは、基本方針の一つとして「すべての地域と住民の参加」を掲げています。自然環境とともに生活文化や伝統をエコツアーの素材とすることによって、専門的な知識や技術を持つ人だけではなく、誰もがガイドになれるエコツーリズムを目指しています。 実際にガイドとしてエコツアーを実施しているのは、地域住民や住民団体、市内のNPO法人、各種民間事業者、身近な仲間のグループなど市民の方々です。

この市民のガイドが、人の手によって守られてきた自然と生活文化のある里地里山を「地域に住む人が、地域の言葉で、地域をご案内する」というのが飯能市のエコツーリズムとなっています。 そして、市民一人ひとりの個性とおもてなしの心、来訪者を楽しませようという気持ちを大切にしています。